夫が梨を喉につまらせる

最近の夫は、果物も形のままでは飲み込めない。それで摩り下ろしてスプーンで食べるのだが、昨日の朝(11日)、「形のあるのがいい」と言う。それで一欠けらをあげた。夫が少しづつ齧っているのを確認して、私は別のことをしてこのことはそのまま忘れていた。


それから十時間以上を経った夕食の後である。夫が食べたものをドバドバ吐き飛ばし(ほんとにあたりに飛ぶ)、やがて胆汁のようなものを口からダァダァと流し始めた。何が起こったかわからない私は慌てて、熱中症か? と疑い、冷たいタオルを後ろ首筋にあて、背中をさすっていたが、どうも喉のあたりに違和感があるらしいとわかった。


これは喉に何か詰まっていると、左手で夫の口のがっと開き、右手の指を思いっきり深くまで突っ込んだ。
ゲボっと梨の塊が飛び出した。・・・・・梨のことをすっかり忘れたまんまだった。ああ危なかった。何日か前にはスイカが詰まって同じようなことがあったというに、私ときたら、としばらく動機が止まらなかった。


その後、夫は就床したのだが、梨騒動で興奮していたのだろう、眠ったと思って二階にあがると、階下で歩く音がしはじめ私はほんとにがっくりであった。


がっくりといえば、私にとって、ブログは息抜きというか、和みの場であり、昨夜の梨騒動の後もそうした息抜き、和みを求めて開いたのであるが、そういう場ではもうなくなっている様相を呈していてトホホであった。
闖入者とはかくあるか・・・。