人格者

私が時々伺うブログに、どんぐり国の門番 団栗七衛門さんのブログがある。http://blogs.dion.ne.jp/donguri7emon/
昨日、久しぶりに行ったら、『人格者』ということについて語り合われていた。


私も、人格者についてふと考えた。
”人格者”と聞いて、私が、誰を思い浮かべたかというと、永山則夫さんである。
この人は連続殺人犯人で死刑を執行された人だ。彼の人の殺し方は血も涙もない冷酷非道なもので、そのことをもって人格者などと思うわけはない。


ただ、彼が捕まって後年刑務所の中で、『無知の涙』という自伝を発表されたのだが・・・あの本を書くに至った彼の経緯と、その後の死刑を執行されるまでの彼の日々は、人格者のそれであったのではないか、と。