サザンカの咲く頃

監督:和泉聖治
ゲスト出演:横山めぐみ 夏八木勲

IT企業に勤めるプログラマーの男があるビルの屋上から転落して死ぬところからドラマははじまる。視聴者は、この男は誰かともみあって落ちた(落とされた)と知っている。
そして時期を同じくして、小野田(岸部一徳)の昔の部下で現在公安関係にいる男がが心臓発作で突然死。手にはサザンカの花一輪。
この後、ビルから落ちて死んだ男の遺留品や足跡の写真が鑑識の鍵のかかった部屋からなくなる。
そして、これからの事件に関係する人間の部屋には盗聴器に盗撮器が仕掛けられている。
また押収したMOディスクからは発信機が。これは右京さん(水谷豊)と薫ちゃん(寺脇康文)の行動を見張るためだ。
さらに使途不明のお金を追求する国会の審議中に、防衛省の幹部がテレビ放送の中で胸をおさえて倒れ、そのまま死ぬ。


こうした出来ごと、事件が次々とおこり、右京さんと薫ちゃんが襲われ(ここの二人はかっこいい。薫ちゃんは想像つくけど、右京さんも喧嘩が強かった!)、後で薫ちゃんは麻酔薬をかがされて拉致される、もある。
結局、防衛省横山めぐみ、警察、外務省にいる若き熱血漢が国の将来を思うがための行動が軸になっているとわかるのだが、右京さんが、彼らに、「最初の気持はわかるが、人殺しまでしてしまうあなた方はテロリストだ!」一喝することで、彼らは目がさめたようになるのだが・・・このくだりは、相棒では珍しく甘ったるく・・・うーん、と思わず首をかしげてしまったな。


水谷豊と寺脇康文は変わらずかっこよく、他のレギュラーも魅力的。神保悟志は冴えてましたね。
ただ私は介護者。介護者は八時台はテレビに集中できることは不可能。で中途半端な感想しか書けないのでした。
とにかく今シリーズ最終回ということで残念。寂しい。つまらない。ひたすら次のシーズンが始まるのを祈りまする。