アメリカにおけるアジア人への意識

今日のTBSラジオで、バージニア工学大学でおきたの韓国人の32人射殺事件のことで、アメリカの人たちがアジアの人間をどのように言っているか、ということを報道していた。
事件の後、韓国人は勿論、日本人、中国人などアジアの人たちは、アメリカ人が自分達に仕返しをするのではないかとかなり怖れていたが、メディアを通して見る限りアメリカ人はそういうことはなかったそうである。
むしろ、事件は個人がおこしたことなのに、なぜ家族や同国の人が謝罪をしたり怖れるのだ、という反応であったとも言っていた。
だが、ネットの中は違うという。
日本でいうと2ちゃんねるにあたるネットの中ではかなり過激に韓国人、アジア人を攻撃しているそうだ。
ラジオのコメンテーターが、「ネットは匿名だから本音が炸裂したのだろう」というようなことを言っていた。ということは、前述のアメリカ人の意識は、『事件は個人の問題』ということではないということだ。そう日本人とかわらないということか?
このことはともかく、ネットだと匿名だから本音が炸裂している、ということが気になった。
ブログをはじめとするネットの可能性を一気に崩していくものだ、と思うからだ。むしろ、人が自分の思考や思想をゆっくりと考えて醸成するチャンスをなくしていくもの、ということにならないか?
それなら、ネットで何か書く行為などやめて、もっと自分を考えるべきだと思った。