長崎 久間氏の発言

本当は眠くてならないのだが、夫が起き出して活動をはじめたので、様子を窺いながらブログを書く。
9日の長崎は原爆によって亡くなった方たちの慰霊のイベントがあった。テレビ報道でその様子を観る。
久間さんの、「原爆が落ちたのは仕方がない」発言について、慰霊に来ていた人たちにインタビューをしていた。
それを聴いていて、静かな違和感を覚えた。久間さんの発言は確かに顰蹙かうものだ。特に被害にあった方が怒りややり切れない思いを抱かれるのは当然だろう。そのことに違和感なのではない。わざわざ取り立てて久間氏への反感や怒りを引き出すマスコミのあり方への違和感だ。
久間さんへの怒りを発することで充足してしまうことへの違和感。
私たちは、怒りの後、何を学ぶか、目指すか・・・・である。それは自分の生き方の方向性を見つめることでもある。そして、私達人間は、愛というものを大事だと唱えながら、実は愛のない方にない方に突き進んでいるという実感でもある。