都知事選の結果

私は、もし自分が都民だったら石原さんにだけは入れたくない、と思っていたが、「石原さんが三選になるだろう」と感じていた。
だって、浅野さん、黒川さんに入れたいなんて思えなかったもの。主張は頷けるんだけど、人間力が希薄というか、とにかく魅力を感じなかった。
吉田さんは、共産党にしては珍しく人間力の篤みを感じる人だと思うけど、私は、政治にしろ信仰にしろ何にしろ、どこかに属して、そこのイデオロギーなり教理なりが個より大事、という現状にアレルギーだから。・・・この、イデオロギーなり教理なりが個より大事、打破するのも世界がよくなっていくことの大きなひとつでしょ。


それやこれやで、結局都民は石原さんを選ぶんだろうな、と思っていた。
それにしても・・・なんか・・・ですね。


最近、あるところである革新系列の実力者に会ったけど、なんか・・・ウソという帷子を羽織ってる人に見えた。
私、思いましたね。この人に失望するのは間違いだ。こういう人に幻想をいだいていた自分こそ失望だ、と。そういう人に幻想を抱く、という粉飾を自らしていたということを思い知ったのだ。
自分は何にもしないで、革新の流れをむいて・・・ほんと、これって、自分の粉飾だ。こういう自分にこの頃、いつも腹立てている。いつになったらマシな人間になれるんだろう、私は。