テレビ朝日「楽園の悪魔」

夫の様子は日々かわる。歩行が危うい日もあれば、割合具合よく歩く日もある。食事をとらなくて困る日もあれば、何と言うことなくさっさと食べてくれることもある。
テレビを観るのもそうだ。まったく関心を持たない日もあれば笑ったり顔をしかめたり反応しながら観ることもある。
今夜は食事のあと、テレビドラマに見入っていた。何だろうと思ったら「楽園の悪魔」という刑事物であった。
私も一緒に観たのだが、これがつまらないのなんのって。親のいないこどもの施設の園長が首をつって死んでいたのだが、ドラマの進展とともに、この園長が大変な偽善者でこどもたちを陰険に虐待していた人だという筋で、その描き方がべたついて気持が悪いのだ。刑事を人間的に善として描いているから何ともウスッペラでもあって、シリーズ物らしいのだが二度と観ることはあるまい。


施設のこどもの中心的な子役は子連れ狼のだいごろうを演じていた子ではなかったかしらん?
将来あるこどもたちを、こんなドラマに出しちゃいけないよ、と言いたいほどつまらなかったっす。