事故のワンタ、ここまで回復

3月末に近所の家のわきで事故にあっていたワンコがいて、それをNさんが私に言ってきた。
「自分で見つけて可哀想に思ったのなら、なんで自分で面倒を見てやらない?! こうやって動物といえば私に押し付けるようにもってくる。」・・・実際こうして私たちは見るも無残な暮らしを余儀なくされてきたが・・・と思うと重苦しさで耐え難くなる。
私たちは本当に断崖絶壁の崖にもはや落ちかかっている実状なのだが、傷ついた身体で必死にもがいていたワンコを見て、私は知らない、とは言えなかった。夜間に病院で診てもらったが、先生は安楽死をすすめた。「右前足は骨折、脊髄は損傷している。寝たきりになる」と。
でも連れて帰った。安楽死はどんなになってもさせるつもりはない。本人が生きたいと思ってるのに何で勝手に終わりにできる。


家に来たワンタ。食べるのはすぐに自力で食べるようになったが排泄が大変だった。自力でできない。一日に何回か、赤ちゃんにおしっこをさせように抱き上げてさせる。あるいはおなかをさすりながらさせる。
・・・あれから三ヶ月になろうとしている。見て! ワンタはこうして立てるようになったゾ! 夫の書斎に寝起きし、時々こうしてテラスに出てくる。排泄は自力でここでする。ワンタのために常に新聞紙を敷いておく。もう少し経ったら、散歩に行ける様になるかも知れない。
どうだ、生きてて当り前って顔だろ?