このブログに見る現世の凄まじさ

http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20070707#p1

↑のURLは、私のここの拙いというより以前のノーテンキな記事に★マークをつけてくださっている方経由でいきついたブログである。
このブログは、進化論を提唱するために書かれているようだ。
高度な知性と生活感覚をかねそなえた方らしい論を、人間味も湛えながら展開されている。しかも私のような無知な者にもある程度の理解ができるように、分り易く書いておられるから、なかなかの人物と理解できる。
今回の記事は、・・・私の説明では埒があかない。↑のURLから入って読んで欲しい。コメント欄もくまなく。


私はブログの本文では、赤ちゃんがどれほど苦しんだかと、そのことが痛くて辛くて、他のことが何のことかわからない。
そしてコメント欄には、この赤ちゃんのお父さんがコメントされているとわかって、絶句した。そしてこのお父さんに、バッシングの嵐を容赦なく打ち付けていることに卒倒しそうになった。


気の毒だとか、可哀想だとか、誰が悪いとかそういうことではない。
私は、実母を早く亡くし以後、私の全部を否定しつづけた戦地から生還した父親と二人暮らしをしてきたのだが、その時代から今の今まで、このブログの赤ちゃんの両親か、一人でバッシングの嵐の中に身を投じた父親を、よってたかって罵しっている人たち、どっちかの人生を行ったり来たりしてきたんだな、と悟ったからだ。そう悟った時、本当に気を失いそうになった。できることなら、たった今、自分を殺してしまいたいほどだ。
というわけにはいかないので生き続けるけれど・・・どうか皆様、赤ちゃんの苦しみに免じて、この親の方を許してあげてください。


※NATROMさん、私は進化論を否定しないクリスチャンです。大丈夫ですよ、進化論は消えませんよ。
ただ・・・人間の心の「深化」を理解する知性による進化論を望みますが。