青島幸男さんの訃報に

青島幸男さんが亡くなられた報道のあった日、ディサービスの施設に夫を迎えに行った帰りに車の中で、「青島さんが亡くなったのよ。」と私は言った。
放送関係の仕事をしていた夫は、ある時期、青島さんと接触してしたことがあったのを知っていたから、その頃の記憶が蘇って話題が広がればいいな、というような気持がよぎっていた。
すると! 
「亡くなったの知ってるよ。テレビで観た。」と話が続いた!
そして、「ぼくは、青島さんと同い年だ。」と、なお話が続くではないか! 実際は、夫は青島さんより一年下だと思うがこの際そんなことはどうでもいい。つじつまの合う話をする、ということが大事なのだ。
「青島さんは、若い頃・・・。」と、私は嬉しくなってそのまま話をつなげていこうとした。
と、夫は言った。
「青島さんもぼくも今43歳だ。」『・・・やれやれ。』