第三回 摩利支天の妻

疲労気鬱が続きテンションがまったくあがらないが、こんな時こそドラマの感想! 
というわけで、摩利支天の妻の感想をひとこと。


このドラマ、昔、東映大映東宝が本格時代劇映画を作っていた頃の匂いがあって、私は好きですね。
千葉真一の入れ込みよう、錦之助が生きていた頃の時代劇を彷彿とさせて泣けちゃいます。黒澤時代劇の色を出したい演出の熱意も感じます。
とにかく、この三回目、迫力のある歴史物のリアリズムを感じさせてますます楽しみになりました。
なんたって、ミツ(貫地谷しほり)が素敵ですね。あの土間に落ちた椀の食べ物を拾って食べる場面、感動しました。
内野聖陽山本勘助も、何か心の中がからっぽというものを持ちながら必死で自分の行く方を探ってるといる感じが凄いです。