コムスン

コムスンのCMが大々的に流れていた頃、「このCMで、多くの高齢者の人たちが、安心の温かい老後をここに託そうと、お金も余生も差し出されるのだろうな・・・」と思った。こう思った、というのは私がどこか介護事業に虚しいものを感じていたからだ。
子供の現場と並んで、介護の現場には美しい人間的なアピールの言葉が氾濫する。それのいく割かは、カサコソカサコソと作り物で作った花がこすりあってるような音を立てている気がする。
コムスンのCMはその代表のような気がしていた。

今、どれだけのお年寄りが途方に暮れていらっしゃることだろう。
どうか、この方たちを抱きしめて、絶対大丈夫にしてあげてほしい。